サーキュレーターに搭載されているモーターは、大きくACタイプとDCタイプの2種類に分けられます。
ACとはAlternating Currentの略で交流を、DCとはDirect Currentの略で直流を意味しています。
ACタイプのモーターが搭載されているサーキュレーターは比較的安価で購入できるというメリットがありますが、一方でシンプルな機能しか搭載されていません。
例えば、弱・中・強といった3段階の大雑把な風量調整しかできないのが一般的で、稼働時の音も比較的大きめです。
一方のDCタイプのモーターが搭載されているサーキュレーターは本体価格が高めというデメリットがありますが、無段階調整など細かな風量調整ができるという特徴があります。
また、消費電力もACタイプのモーターが搭載されている製品よりも少なく、振動に関しても少ないので稼働時の音が静かというメリットもあります。
以上のような違いがあるため、少しでも本体価格が安いサーキュレーターを探している方はACタイプのモーターが搭載されている製品がおすすめですが、年間を通してサーキュレーターを使いたい方や静かなサーキュレーターを探している方はDCタイプのモーターが搭載されている製品を選択すると良いでしょう。